一本伸ばしの強み

ごきげんよう。

唐突ですが、私は高校時代は数学はてんでダメでした。
赤点もよく取っていましたし、模試でもろくな点数じゃありませんでした。
なのに、今こうして数学を教えてるわけで、人生わからないものです。

こんな私ですが、数学のすべてが出来なかったわけではなく、一つだけ強い分野がありました。
それは、「確率」です。
今は数学Aということで、1年生で習う内容ですが、私たちの時代は数学2に分類され、学習したのは3年生になってからでした。
その確率のときに、数学の中間テストで初めて平均点を超えたんですね。
平均点が56点で、自分の点数が74点だったかなー。
すごくうれしかったですよ、クラスで一桁順番だったし。
確率は昔から興味があり、他の分野はともかくとして、確率だけは絶対に出来るようになろう、これは譲れない一線だということで、一生懸命勉強しました。
なので、確率には滅法強くなれたんです。

そして、その確率が大学入試センター試験で威力を発揮することに。
数学1がぜんぜん出来ず(あとでの自己採点で31点だった)、数学2での取りこぼしは絶対に許されない状況に追い込まれました。
当時、数学2は「基礎解析」「代数幾何」「確率統計」の3つがあり、その中から2つを選んで解答するという形式でした。
私は基礎解析が壊滅的に出来なかったので、代数幾何と確率をセレクトしました。
代数幾何で、50点中奇跡の38点、確率では50点中40点をきっちり確保し、数学2の点数は78点でした。
これによって、大学の傾斜配点をうまく利用して、二次試験での大逆転勝利を呼び込むことが出来たんですね。

高校3年生の担任の先生は数学の先生だったんですが、よく私に言ってくれました。

「お前には確率という武器がある。そして、日本史という伝家の宝刀がある。この2つの得意分野、きっちり伸ばしていけよ。一本筋の通ったものをきちんと持っていれば、それが絶対役に立つから」

はい、まったくその通りで、センターで確率に救われ、二次試験は日本史を選択して、見事に追い込んで差し切りましたから。
点数が伸びずに悩んでいる方、なかなか内容が定着せずに悩んでいる方、いると思います。
いきなり全部できるようにはなりません。
なので、どれか一つでもいいので一本伸ばしをしてみてはどうでしょうか。

私は、歴史は小学生の頃から好きで得意だったので、日本史で絶対的な強さを誇れたのは言わずもがなです。
ではなぜ、苦手な数学の中で確率という分野だけ、自分は強くなったのでしょうか?
もちろん、一生懸命勉強したからなんですが、そのきっかけとなることはなんだったのでしょうか?
はい、ちゃんときっかけがあるんです。
それについてはまた改めてお話しようと思います。

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この記事へのコメント

咲季
2006年07月17日 22:23
初めまして☆私も数学がとても苦手です。でも、先生のコメントを読んで勇気づけられました!!先生の点数すごいですね。自分もいい点数がとれるように頑張りたいと思います。ところで先生はどこの大学出身ですか?
萌え先生
2006年07月17日 23:51
<咲季さん>
いらっしゃいましー。

私の出身大学は宇都宮大学です。

当時のセンターの配点は普通は数学1で100点、数学2で100点で、合計200点です。
ところが、私が受けた学科は数学の傾斜配点が

どちらか良いほうを選び、それを2倍できる

という非常においしいものだったんですね。
よって、素だと数学は109点しかなかったのが、156点にすることが出来ました。
このあたり、傾斜配点の妙ですね。
クロ
2006年07月21日 13:16
自分も大学受験を受けて思ったことがあります。それは、上記のレスでも書いてありますが、1つ絶対的に強い教科や分野があると受験においてはかなり有利に立てるということです。これから夏休みに入ると思いますが、全国の受験生の方、苦手科目改善も1つの手ですが、得意科目を伸ばすのも1つの手だということをココロに止めてください。応援しています。加藤先生も良い指導をがんばってください(≧∇≦)ノ
萌え先生
2006年07月22日 08:52
まさに経験者は語るというやつですね。
それを真剣に受け止めることが出来るかどうかで、これからの勉強に大きな影響が出ると思います。
これから夏期講習が始まりますが、そのときに自分自身の経験談を踏まえて夏休みの過ごし方をアドバイスするつもりでいます。

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